相続税

１　相続税とは何ですか。

　　被相続人の遺産を相続で受け継いだ場合や、遺言によって遺産を受け継いだ場合に、その遺産総額となる金額が大きい場合にかかる税金です。

２　相続税の申告納付期限

　　申告納付とは、被相続人の住所地を管轄する税務署に相続税の申告をすること、相続税を納付することの双方をふくみます。申告納付期限は相続が開始してから10か月以内です。例えば2月10日に相続が開始した場合、申告納付期限は10月10日になります。

３　相続税の申告は必ずしなければならないのですか。

　　相続税には基礎控除というものがあります。これは3000万円と相続人の人数に600万円をかけた金額の合計です。例えば相続人が妻、子ども3人である場合、基礎控除は3000万円＋600万円×4の5400万円です。ですので、遺産が5400万円を超えない額であるある場合は相続税の申告義務がありません。なお、遺産から控除されるのは、他に葬儀費用、負債などもありますので、相続税の申告は税理士さんに相談されることをお勧めします。